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2026年1月から協会けんぽの給付手続(傷病手当金、高額療養費等)
の電子申請が可能に!

全国健康保険協会(協会けんぽ)は、令和8年1月のサービス開始を目指し、「協会けんぽDX」を推進しています。本取り組みでは、電子申請の導入とけんぽアプリの開発を柱に、加入者の利便性向上、業務の効率化、保険者機能の強化を図るとしています。社会保険労務士は、事前にユーザーID及びパスワードを取得することで利用可能とされていますが、それ以上の詳細はまだ発表されていないため、引き続き状況を注視してまいります。

1.電子申請の導入:令和8年1月スタート予定

◆ 背景・目的

協会けんぽの電子申請は、「デジタル・ガバメント実行計画」に基づき、行政手続のオンライン化や業務改革(BPR)を通じた効率化を目的としています。

◆ 対象者

  • 利用者:被保険者、被扶養者(※一部申請)、社会保険労務士
  • 本人確認:マイナンバーカードを用いた認証が必要
  • 社会保険労務士は、事前にユーザーID/パスワードを取得することで利用可能

◆ 対象となる申請書類(一部抜粋)

  • 傷病手当金支給申請書
  • 出産手当金・育児一時金支給申請書
  • 高額療養費支給申請書
  • 療養費支給申請書(立替払・装具)
  • 海外療養費申請 など

2. けんぽアプリ:加入者4,000万人とつながるDX基盤

◆ 開発の背景

  • 令和6年12月よりマイナ保険証への完全移行
  • 加入者に直接アプローチできる手段が限られていた課題
  • デジタル化による「患者中心」のサービス提供を目指す

◆ 実現すること(将来像)

  • 保険給付・健診・保健指導の「紙→デジタル」移行
  • 健診予約やデジタル健康手帳の実装
  • 外部機関との連携によるサービス拡充
  • アンケート配信やコンテンツ配信など、多様な情報提供

参考リンク